FXのインジケーターは、チャートに表示して相場の方向や過熱感を教えてくれる補助ツール。大きくトレンド系(方向と勢い)とオシレーター系(買われすぎ・売られすぎ)の2種類に分かれる。このページは、代表的なインジケーターの使い方への入口。各見出しから、それぞれの詳しい解説記事に進める。初心者は「まず1つ、慣れたら役割の違う2つ目」で十分だ。
インジケーターは種類が多く、初心者は「全部入れれば当たるのでは」と欲張りがち。でも実際は逆で、役割の違うものを2つ組み合わせるだけで十分に戦える。ここでは、それぞれの指標が何を見る道具なのかを整理し、学ぶ順番まで示す。
インジケーターは2種類 ― トレンド系とオシレーター系
数あるインジケーターも、役割で分ければ大きく2つ。この違いを押さえるだけで、組み合わせ方に迷わなくなる。
基本の組み合わせは、トレンド系で方向を、オシレーター系でタイミングを。同じ系統を重ねるより、役割の違う2つを合わせるほうが噛み合う。
トレンド系 ― 方向と勢いを見る
移動平均線は、いちばん使われる基本の1本。線の向き・傾き・価格との位置で、トレンドか レンジか、どちら向きかがわかる。→ 移動平均線の使い方
ボリンジャーバンドは、移動平均線の上下に値動きの広がりを帯で表示。バンドの縮み・広がりと“バンドウォーク”で勢いを読む。±2σ逆張りは誤解しやすい。→ ボリンジャーバンドの使い方
一目均衡表は5本の線と「雲」で相場を一目で読む日本発の指標。初心者はまず雲だけでいい。→ 一目均衡表の使い方
オシレーター系 ― 買われすぎ・売られすぎを見る
RSIは相場の勢いを0〜100で表す。70で買われすぎ・30で売られすぎが目安だが、トレンドでは張り付くので鵜呑みは禁物。→ RSIの使い方
MACDは移動平均線を勢いが見えるよう加工した指標。クロスは遅いので、ヒストグラムで先読みする。→ MACDの見方
ダイバージェンスは、価格とオシレーターの“逆行”でトレンドの息切れを先に察知する現象。RSIやMACDで見る。→ ダイバージェンスとは
学ぶ順番と組み合わせ方
迷ったら、この順番でいい。
- 移動平均線で「方向」を読む練習をする(1本目)。
- RSIで「タイミング・過熱感」を足す(2本目・役割の違う系統)。
- 慣れたらMACDやダイバージェンスで勢いの先読みを、ボリンジャー・一目で地合いの精度を上げる。
大切なのは、指標を増やすことではなく、少ない道具を読み込むこと。まずは移動平均線とRSIの2つで、相場の見方の土台を作ろう。